保険金額の決め方

保険を上手につけるためには、過不足なく保険金額を設定することが重要です。超過したぶんは返金されず、足りない分については、割合でしか保険金がもらえなくなるためです。つけるのが会社のもので対象が商品や設備機器などであれば、資産台帳や商品有り高帳などを参考にすれば過不足のない保険価格がわかるため簡単に保険契約が可能ですが、建物や家財については簡単に金額を設定するのが難しいところです。
いかにして、保険をつけるための価格を求めるかについて、解説しましょう。

簡単な保険価格の考え方

建物を計算する場合は、まず建築に掛かった費用を出しましょう。新築であればその値段を、そうでなければ立てた本人に聞くなどしてもとの金額を割り出します。モチロン土地代は引いてください。建物の価値には含まれません。さらに、木造などの燃えやすい建物かコンクリートなどの火に強いものかで減価率がかわります。木造であれば、年間1.5〜2%ほどを償却率として計算し、コンクリートなどの場合は1〜1.5%を年間の減価率として経過年数を掛けます。

建築価格×(1-減価率×経過年数)= 実際の保険価格

この方法で、大体の保険価格が計算できます。リフォームの有無やメンテナンスの程度によっても保険ではより価値のあるものとして計算されることもありますが、大体このような計算で建物の時価額が計算できます。

保険を新価や再調達価格で計算する場合は、償却するまえの金額で契約するといいでしょう。

家財の計算をする場合は、より複雑です。たんすの用に長く使えるものから食料品などのように短い期間で使えなくなるようなものまで多岐にわたるため、家財をまともに計算するためには全ての家財を洗い出し、経過年数を考えて時価額を出す必要があります。

実際問題そこまで細かく保険価格を出すことは困難でもありますし、毎年変動することを考えてもあまりいい計算のしかたとはいえません。そこで、家財の中でも高価なものを中心に金額をまとめ、衣類や書物などのように数の多いものはおおよそ習得に掛かった費用を出します。

目安として、年齢に伴い家財は増加する傾向にあります。30歳前後の平均的な保有している家財の金額は150万円前後になり、女性の場合は200万円前後になるそうです。

モチロンひとによって金額は異なりますが、一つの目安にして下さい。

では、時価額を計算するための償却についてですが建物と違って古くなったりすると入れ替わることの多い家財は、よほど新しい場合や極端に古いものが多い場合を除くと平均で5〜6割の償却になります大体半分かそれより少し少ないくらいの価値になるという計算です。
あとはそれに家族の分を足していけば家の中にある家財は大体の金額が計算できます。

 

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