普通火災保険とは

普通火災保険は住宅以外の建物につけられる基本的な火災保険です。反対に住宅には普通火災はつけられません。
普通火災保険は、保険の対象(目的)によって3種類の形態があります。通常の店舗などにつけられる一般物件と工場物件、倉庫物件に分かれます。

普通火災保険は建物の種類によって、保障の内容が異なります。保険を付ける建物がどれにあたるかを考えて、つけたい保証の内容が足りない場合は、店舗総合保険に替えるか、特約をつけるなどの検討が必要です。
基本的に、店舗などはリスクが高いものですから、工場物件などで規定上引き受けてもらえない場合以外は店舗総合保険を選ぶほうが堅実です。

対象の損害内容
一般物件 火災、落雷、破裂・爆発、風ひょう雪災害

工場物件 火災、落雷、破裂・爆発、風ひょう雪災害、他物の落下・衝突、水濡れ、騒じょう・労働争議

倉庫物件 火災、落雷、破裂・爆発

普通火災保険の特徴

普通火災保険は物件の種類によって、保険の補償範囲が違うところに特徴があります。特に倉庫物件の場合は、風ひょう雪害の保障が無く、主に火災や落雷などの損害しか補償範囲になりません。
また、補償範囲の広い工場物件では、他物の衝突なども保障の範囲になりますから、店舗総合保険までは必要ない場合も多いでしょう。

一般的に店舗は火災などの被害にあった場合の損害額も住宅に比べて格段に大きくなりますので、保険の選び方は慎重におこないましょう。

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